ハンドボール選手のスポーツサプリメントの摂取状況を調査した結果、性別や競技レベルによって、利用しているサプリが有意に異なることが明らかにされた。男性、およびハイレベルの選手ほどより多くのサプリを摂取しており、エリートレベルではクレアチン水和 ...
女性アスリートでは、日常的なトレーニング習慣の有無、月経の有無、月経周期などの要因が、睡眠中のエネルギー消費量や深い睡眠のステージ(徐波睡眠)に対して影響を与えることが明らかにされた。また、このような影響は、各要因の程度に応じて異なるという ...
高齢女性のサルコペニア予防のための高強度レジスタンストレーニングによる介入の際に、鶏肉摂取を加えると、動脈硬化関連指標への負の影響が抑制されるとする研究結果が報告された。立命館大学スポーツ健康科学部の家光素行氏らによる無作為化ランダム化比較 ...
30代後半から40代前半という比較的若年の日本人を対象とする縦断研究の結果、女性では食事の多様性が高いほど、血清脂質値が相対的に良好な状態へと変化することが報告された。一方で男性では有意な関連が認められないという。徳島大学医学部医科栄養学科 ...
カフェインは、エリートレベルのeスポーツアスリートにとっても有用であることが報告された。クロスオーバー試験の結果、射撃テストや認知機能などの指標にプラセボとの有意差が認められたという。台湾からの報告。 国際大会で正式な種目となりつつあるeス ...
睡眠時間や睡眠の質はアスリートにとって、回復や怪我のリスク、パフォーマンスに影響するため、正しい評価とそれに基づく自己管理が重要とされる。しかし、本人が自覚している睡眠時間や睡眠の質は当てにならないという研究結果が報告された。アスリート対象 ...
相対年齢が若い、つまり、学年が同じでも年度の後半に生まれた子どもは、身体活動量が少なく座位行動が多いことが明らかになった。国内21の学術団体・組織に所属する26人のメンバーで構成される研究グループが、全国の小・中・高校76校の児童・生徒を対 ...
イングランドのプロサッカーリーグ、プレミアリーグの現役選手が試合に臨む前、および試合中に摂取する、炭水化物、水分、カフェインを調査した結果が報告された。選手の多くが欧州サッカー連盟(UEFA)の推奨する炭水化物摂取量を満たしていないことなど ...
2023年2月にスタートした、味の素株式会社と一般社団法人日本スポーツ栄養協会(SNDJ)による「プロのためのアミノ酸実践講座」。2023年12月に開催されたその第3回セミナーのレビュー記事が、Webサイト「あじこらぼ」で公開されました。
中等強度のランニングによって、脳の海馬の体積が変化するというデータが報告された。海馬は記憶や感情の調節にかかわる脳領域であり、本研究ではランニング介入後に抑うつレベルの低下も観察されたという。 運動による抑うつの改善と海馬体積の関係性 スポ ...
米国国民健康栄養調査の大規模データを解析した研究から、野菜や果物の摂取量の多い人にはフレイルが少ないという関連のあることが報告された。ただし、果物のうち果汁(フルーツジュース)の摂取量は、中年期以降の場合この関連が非有意であり、一方、野菜に ...